【中学生勉強法】定期テスト70点台から94点になった生徒のワーク実例
当塾中学1年生の生徒ですが、定期テストの点数が2学期中間は70点、期末は76点でしたが3学期末では94点と跳ね上がりました。通知表は2学期は評定3だったものが3学期には5になりました。何が違うかと言うと3学期には勉強法を変えています。あきらかに成績があがった勉強法なので参考いただきたいと思います。
やることはシンプル。中学生の勉強法
あきらかに点数があがるのですが勉強法はシンプルです。なぜこれだけで成績があがるかは根拠があり後述しますが、まずは勉強のやり方からお伝えします。
ワークやプリントを何回転も学習する
あたりまえですが、学校のワークやプリントを提出期限ぎりぎりに終わらせるようでは話になりません。テストまでに周回します。ただ、ここでポイントがあります。それは、
何回も書いて解かない。
です。無駄な事を何回も書かないという事です。ワークやプリントを繰り返し書いて解くと時間がかかってしまうので、口答で覚えているかをチェックします。2回目以降解いていくときは赤シートを使い口答で覚えているかを確認するだけです。暗記科目は特に効果が発揮されます。
1.1回目は書いて解く
2.間違えた箇所にチェック
3.間違えた問題中心に口答でチェック
もう少し丁寧にお話しします。
1.1回目は書いて解く
1回目はノートにやワークに書いて解きましょう。
気を付けることはわからない問題があっても止まらないという事です。用語を覚えているかどうかは、考え続けて答えを絞り出そうとしても効果的ではありません。「わからない問題を見つけることができた」という認識で次へと進みます。30秒で答えがでなければ次の問題です。
また、赤やオレンジペンで解いていく事も大変おススメです。
この生徒のように赤で直接書き込んでください。
2.間違えた箇所にチェック
間違えた箇所にチェックを入れます。また、合っていても記憶があいまいだという問題へもチェックを入れます。心配な問題にはチェックをいれましょう。
3.間違えた問題中心に口答で反復チェック
あとは間違えた箇所を中心に繰り返し説きますが、ここで解くときにノート等に書きません。ワークにも書きません。答えを横に準備しておきます。そして解くときは赤シートで隠して言葉に出すことができればOKです。頭でわかるだけでOKにしないでください。きちんと言葉にできて覚えたと言えます。苦手な問題にはチェックマークを追加してその問題を中心にさら繰り返します。
このように赤で1回だけ書いておけば後は赤シートで隠して繰り返し反復ができます。赤で書くのは間違えたからではありません。繰り返しするために赤で書いているのです。(これを理解してないと赤で書かせても意味はありません。)
さらに、もっと定着
赤シートで隠したら、答えは秒で出してください。考えて絞り出している間はまだ甘いです。定期テストで点数がとれたとしても、定着が弱いので受験期に忘れている可能性が高いです。できるだけ長く覚えていられるように語呂合わせして覚えていく事も有効です。
なぜ書かないの?
書くと時間がかかるからです。書いている間にどんどん時間が過ぎます。1問書いて解いている間に5問口答で答えることができます。そうやって問題を解く回数を増やすのです。
ワークを3回転やろうと言いますが、全部書いていたら時間が足りません。5回、7回と繰り返す生徒は効率よく反復学習をしているのです。
ただ、漢字間違いには気を付けて下さい。怪しい問題に関しては書いて確認しましょう。
勉強方法はいたってシンプルです。正しく繰り返せば必ず点数はあがります。
注意点。対象者は80点,90点以上を目指す生徒
この勉強方法は80点、90点以上を目指す生徒向けです。平均点付近を目指す場合はこの学習方法は向いてません。当塾でもこのやり方は一時期全生徒にお話ししていましたが合う生徒と合わない生徒がいます。
そもそも今回この勉強法で成績を上げた生徒は、自分自身でこのやり方を考えて実行しています。(以前言っていたことが耳に残っているかもしれませんが)どうやったら点数が上がるのかを主体的に考えて実行しているのです。この主体性によって点数が上がっています。
主体性を持たない状態で「勉強のやり方」を伝えてもなかなか・・、というところです。そういう場合多少効率が悪くとも圧倒的に書いて、たくさんの量をこなしていくことをお勧めします。たくさんの量をこなすことで効率の良し悪しに自ら気付くことが必要だと思います。外から伝えるより、自ら気付けるよう促していくことですね。
芝原塾にご相談ください
ここまでにあった勉強法を教えていく、そして生徒に気付いてもらうようにサポートしていきます。今回の生徒も2学期の通知表は3です。何回もテスト対策を行ってきて気付きを得て、3学期に5になっています。教えるだけで生徒は動きません。一緒に考えて「実行」できるサポートが必要です。
芝原塾はさいたま市緑区の弱点克服専門の個別指導塾です。ご質問はお気軽にLINEにメッセージ下さい。無料学力診断等お得なチケットも配布します。
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