小学生が勉強しない理由3選!対応法やNG行動も紹介!
「小学生になったのに、一向に勉強しない・・・」
と悩んでいる親御さんは非常に多いです。
遊び盛りの時期とはいえ、将来に向けて少しは勉強をしてもらいたいですよね。
そこでこの記事では、小学生が勉強をしない理由や対処法、NG行動について詳しく解説していきます。
そもそも小学生に厳しい勉強は必要?
小学生のお子さんを育てている方の中には、
「そもそも小学生にそんなにバリバリと勉強は必要なのだろうか?」
という疑問を抱えている方もいるでしょう。
結論から言ってしまうと小学生であっても、バリバリでなくとも勉強は必須です。
なぜなら、小学校で行う勉強は、全ての学習の基礎になるからです。
小学校のテストで90点を下回ったら修正しない限りその単元は弱点となると考えて下さい。
小学生のうちにしっかりと勉強をしておくことによって、中学生や高校生で行う勉強も理解しやすくなっていきます。
小学生が勉強しない理由3選
小学生が勉強しない理由はいくつかありますが、最も代表的なのは以下3つです。
・勉強が楽しくないから ・勉強=強制されるものと考えているから ・集中力を持続させるのが難しいから |
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
勉強が楽しくないから
勉強をしない小学生の中には、勉強に対して抵抗を感じている子もいます。
・難しい
・面倒くさい
・疲れる
このようなネガティブなイメージが定着してしまうと、中々勉強をしなくなります。
勉強=強制されるものと考えているから
小学生のお子さんに、何度も勉強しなさいと言ってしまっていませんか?
実はこの言動、お子さんのモチベーションややる気を低下させる原因になることがあるのです。
というのも、お父さんやお母さんに何度も勉強をしなさいと言われると、
・勉強=強制されるもの
というイメージが定着してしまいます。
その結果、勉強に対してネガティブなイメージを持ちやすくなってしまうのです。
集中力を持続させるのが難しいから
子どもは、大人よりも集中力の持続時間が短いです。
家庭学習であれば小学校低学年では15分ほど、高学年になっても30分ほどで集中は切れ始めます。
効果的に休憩を取り入れたり問題の質に変化をつける等をしないと集中は続きません。
このようなことから、仮に机に向かったとしてもすぐに集中力が切れてしまい、本を読んだり、おもちゃで遊んだりしてしまうのです。
勉強をしない小学生への対応法
では次に、勉強しない小学生への対応法をいくつか紹介していきます。
お父さんやお母さんがどのような行動を取るかで、お子さんの勉強に対するモチベーションや向き合い方が大きく変わりますので、我が子が勉強をしなくて困っているという方はぜひ参考にしてみてください。
保護者が勉強している姿を見せる
小学生は、思っているよりもお父さんやお母さんのことをよく見ています。
そのため、お父さんやお母さんが自ら進んで勉強している姿を見せることによって、お子さんの勉強に対するイメージや考え方を変えやすくなります。
この時のポイントは、あえてお子さんには声をかけず、勉強している姿をしっかりと見せることです。
そうすることによって、
「自分もやりたい」
と思ってもらいやすくなるため、学習習慣を身につけさせやすくなります。
一緒に目標やゴールを決める
勉強しない小学生の中には、何をどうすればいいかわかっていな子も多いです。
そのようなお子さんに対しては、一緒に目標やゴールを決めるのが効果的です。
例えば、
「漢字ドリルを1ページやってみよう」
「自分の名前を漢字で書けるようになろう」
というように、わかりやすい目標やゴールを決めてあげることによって、お子さんのモチベーションを維持しやすくなります。
些細なことでも大げさなくらいに褒める
子どもの自己肯定感を伸ばすことは、勉強の意欲向上に繋がります。
小学生のお子さんにもっと勉強をしてほしいと感じているならば、些細なことでも大げさなくらいに褒めてあげましょう。
そうすることによって、褒められたという喜びを感じてもらえると同時に、自己肯定感がグッと高まりますので、勉強を「楽しい」と思ってもらえるようになります。
勉強時間を短く設定する
先ほども解説したように、子どもは大人に比べると集中力を持続させるのが苦手です。
そのため、長時間の勉強を無理強いしてしまうと、勉強に対して抵抗を感じるようになってしまいます。
楽しく勉強に取り組んでもらうためには、勉強時間を短く設定することが大切です。
例えば、
「15分だけドリルをやってみよう」
「30分だけ書き取りをやってみよう」
というような提案をすることにより、楽しく、そして集中して勉強が行えるようになりますので、内容の定着率も高まります。
学習環境を整える
勉強意欲を高めるためには、学習環境を整えることが大切です。
勉強をするための机や椅子、専用の部屋などを用意してあげることにより、集中して勉強をするための環境が整いますので、モチベーションの維持や向上に繋がります。
勉強する意味や必要性をわかりやすく伝える
勉強しない小学生の中には、勉強する意味や必要性を理解できていない子も多いです。
このようなお子さんに対しては、勉強する意味や必要性をわかりやすく伝えてあげることが大切です。
例えば、
「今勉強をしておかないと、中学生になった時に勉強がわからなくなっちゃうよ」
「漢字や算数は大人になってからもずっと使うものだから、しっかり覚えておかないと」
というように、わかりやすく伝えることによって、勉強の意味や重要性を理解してもらいやすくなります。
勉強しない小学生に対して保護者が取りがちなNG行動
では次に、勉強しない小学生に対して保護者が取りがちなNG行動をいくつか紹介していきます。
兄弟や友達と比較する
この記事を見ているお父さん、お母さんの中に、我が子を兄弟や友達と比べてしまっている方はいませんか?
「○○君はもっといい点数を取っているのに」
「お兄ちゃんの方が勉強を頑張っているよ」
このようなことを言葉にするのは絶対NGです。
なぜなら、自己肯定感を下げる原因になってしまうからです。
他人と比較するというのは、勉強に限らず、教育において絶対にやってはいけないことですので、あくまでも本人に目を向けてあげましょう。
強制的に勉強をさせる
「いいから勉強しなさい!」
いつまでも我が子が遊び惚けていると、つい言いたくなってしまう言葉です。
ただ、勉強というのは保護者から強制されて行うものではありません。
強制的に勉強をさせたとしても、内容がほとんど定着しないため、意味がないのです。
見て見ぬふりをする
「子供が勉強を一切しないけど、どうすればいいかわからない」
という理由で、あえて見て見ぬふりをしてしまっている方も多くいるでしょう。
子どもの成長を促すためには、あえて何も言わず、黙って見守ることが大切なケースもあります。
ただ、見守るのと見て見ぬふりをするのは別物です。
勉強をしないという現実から目を背け、好き放題させてしまうと中学生になってから大切な我が子が困ることになります。
また、将来の選択肢が狭まってしまうこともありますので、しっかりと向き合うようにしましょう。
一人ひとりに寄り添った指導にこだわる「芝原塾」の特徴
小学生のお子さんに学習習慣を身につけさせたい場合や、勉強に対する抵抗をなくしてほしい場合は、塾に通わせるのもおすすめです。
塾にはプロの講師が在籍していますので、勉強が苦手なお子さんも楽しく勉強が行えます。
さいたま市緑区にある「芝原塾」は、勉強を頑張りたいと考えている小学生に向けた「個別指導」を行っています。
個別指導は、集団指導に比べてコストが高くなりがちですが、当塾の場合は1コマ1,155円~とリーズナブルな料金設定となっていますので、保護者の方にとっても安心です。
お子さんの学習に関するお悩み相談やご質問のみでも大歓迎ですので、少しでも気になる方はお気軽にご相談ください。
まとめ
小学生は、勉強はもちろんのこと、遊ぶことも仕事のうちです。
ただ、あまりにも勉強をしないとお父さんやお母さんも不安になってしまいますよね。
小学校で行う勉強は、全ての学習における「基礎」となり、ここが抜け落ちていると後で大変な思いをします。
そのため、我が子が一切勉強をしなくて困っているという方は、今回紹介したことを参考にしながら、お子さんとしっかりと向き合いつつ、楽しく勉強ができるような環境を整えてあげましょう。
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