
高校受験基礎固めのやり方とは?上手に進めるポイントを5教科ごとに徹底解説!
全国の中学生の皆さん、高校受験対策をしていますか?
「志望していた高校に合格して入学したい。」
「勉強をしたいけど、どうやってしたらいいか分からない。」
「勉強をしようと思っても中々進める気が起きない。」
このように高校の受験勉強に対する悩みを抱えている中学生はたくさんいますよね。
本記事では、高校受験基礎固めについて徹底解説します。
おすすめの学習塾も紹介していますので、高校受験で成功したい人は、ぜひ参考にしてみてください。
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高校受験基礎固めのやり方を5教科ごとに徹底解説!
5つの教科ごとに高校受験基礎固めのやり方を解説します。
普段の勉強にも役立てたら幸いです。
国語
国語の基礎固めは「読解力」と「漢字・語彙力」の向上が基本です。バランス良く鍛えることで、どの問題でも応用できる土台を作ることができます。
特に読解力は全ての教科に通用する学力であるため、日々の練習が大切です。
読解力を鍛えるには、文章を「読む」「考える」「答える」の3つの過程を意識してトレーニングを行います。
漢字と語彙力は国語の基礎でも点数の獲得に繋がる単元で、少しずつ繰り返し学習することが有効です。古文と漢文は、単語や仮名遣いを覚えるのはもちろん、古文の句形や漢文の返り点を理解します。古文と漢文を多く読んで文体に慣れておきましょう。
また、熟語や慣用句を暗記することも大切です。慣用句の問題は、漢字と並んで必ず出題される項目で、これでしっかり点数を取れるようにしましょう。
英語
英語の基礎固めは「単語力」「文法理解」「長文読解」「英作文」「リスニング」の5つの能力をバランス良く鍛えることが大切です。それぞれの要素が連動して得点を高めるので、段階的に取り組みます。
特に単語と文法の暗記が重要で、それを理解していないと長文読解や英作文、リスニングの問題を解くのが困難になります。単語と文法の暗記は「1日〇単語」のように1日に覚えていく量を決めて毎日コツコツと積み重ねていくことが大切です。
熟語や短文等も合わせて学習・暗記をしていきましょう。
英語の学習は、単語をしっかり覚えれば進めやすくなります。
社会
社会の基礎固めは、歴史や地理を効率良く暗記して活用する力を習得することが大切です。
人物名や地名、出来事と年号の暗記が、点数の獲得に繋がります。暗記を単なるまる覚えをする作業にせず、歴史上のストーリーや地理上の特性の理解を伴わせることで、効率の良い暗記ができます。
また、地理では地図や統計データを活用してビジュアルで覚えるのが良いです。歴史や地理の知識を身につけて、用語を効率良く暗記をしていきましょう。
理科
理科の基礎固めは、実験問題への対応力を高めることが大切です。
特に観察力やデータの読み取り、記述力が求められる問題は入試に出てきやすく、それらの能力を鍛えるには実験の基本原理を理解し、演習を繰り返すのがコツです。
また、理科には単元ごとに点数を取りやすい単元と点数を取りにくい単元があるという以下の特徴があります。
1年 | 2年 | 3年 | |
点数を取りやすい | 生物の仲間分け
火山と岩石 |
生物の体の構造 | |
普通 | 気体と状態変化
光・音・力 |
化学変化
原子・分子 日本の天気 |
生殖と遺伝
天体の動き |
点数を取りにくい | 電流と磁界 | エネルギーと仕事
イオン |
この中から点数を稼ぎやすい単元から基礎を身につけていくと良いです。
各学年から出題されやすいので、1・2年生の単元にもしっかり取り組んでおきましょう。
数学
数学の基礎固めは、「正確な計算力」と「苦手分野の克服」が大切です。
計算力を鍛えて苦手分野を理解し直すことで、応用問題にスムーズに対応して取り組めます。
計算力を鍛えるには、簡単な四則演算や分数・小数の計算を中心に正確さを優先しながら繰り返し練習をしましょう。苦手分野を克服するには、自分がどの単元でつまづいているのかを明確にし、その単元を教科書や参考書で復習して基本問題から取り組みます。
数学は、小学生の段階でつまずいてしまっている人が少なくない程、難易度が高い教科です。基本的に中学1年生の範囲から順を追って基礎固めをしていきますが、状況次第では更に遡って小学生の段階から復習する必要もあります。
数学を苦手なままにせず、毎日の授業の復習を行いましょう。
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高校受験基礎固めを上手に進める7つのポイントとは?
高校受験の基礎固めを効率良く上手に進めていく方法を紹介します。
ぜひ参考にして実践してみてください。
①基礎固めは残り時間の7割を使うことを目安にする
基礎固めは、残り時間の7割の時間を費やすことを目安にしましょう。
この7割という数字は、生徒の成績や残り時間によって増減します。
中学1・2年生の範囲を夏休みまでに復習し、3年生では過去問題や応用問題まで進めていくのが理想です。
偏差値55以上の高校を受験する場合は、応用レベルまでマスターする必要があるため、夏休みまでに基礎固めを終わらせるのがベストです。
偏差値45〜54の高校の場合は、12月までに基礎固めをし、1〜2月で応用力を身につければ合格できるので、遅くても12月までに基礎固めを終わらせます。
ただし、基礎が固まってないからといって、その状態で焦って応用問題まで進まないように注意しましょう。
基礎固めは早めに取り組むほど勉強の効果が高くなります。
②予習はせずに復習を重点的に行う
予習はせず、復習を重点的に行いましょう。
学校で習う内容を自力で予習をするよりも、学校で習った内容が理解できているかを復習して確認する方が効率が良くなります。
勉強は予習よりも復習の方が重要です。
③教科書を上手に活用する
勉強の基礎固めには、教科書を活用してみましょう。
教科書には、基礎的な内容が分かりやすく解説されているので、教科書は最高の参考書ともいえます。
勉強方法は、教科書の単元ごとに、内容をしっかりとインプットし理解することがコツです。1回読んでも分からなければ何度も読み返して、それでも分からなければ学校の先生や塾の講師に相談すると良いでしょう。
④まず「暗記」を徹底する
受験勉強の基本は、まずは「暗記」を徹底します。暗記は基礎知識をマスターするための第一歩で、全ての教科で必須です。
暗記の基本のやり方は「反復練習」です。何回も繰り返して記憶して「短期記憶」が「長期記憶」になることでインプットして覚えることができます。
試験本番で確実に得点を得るために、暗記をしっかり行い自信をもって応用問題にチャレンジできる基礎を身につけましょう。また爆速で暗記するための具体的方法は東大毎日塾さんの記事が参考となります。中学生も高校生も爆速で暗記ができると思います。
⑤問題集は易しいものを選ぶ
問題集は、中学校の教科書レベルの問題が網羅された難易度が低いものを選びましょう。
勉強で活用する問題集を選ぶ時のコツは「7割程度は解けそう」なものを使ってください。
背伸びをするために難易度が高い問題集を選ぶと、挫折する可能性が高くなります。勉強の挫折をしないためにも、難易度の低い問題集を選んで利用するのがベストです。易しい問題集を使うことで煮詰まった問題は記憶に残り、正解できるようになるために努力する余裕ができます。
問題集で勉強をする際は、難易度が低めの問題集から始め、十分に理解ができたらもう少し難しめの問題集に挑戦してレベルアップしていきましょう。最初から難易度が高い問題集を選んで挫折するよりは合理的です。
⑥問題集は印をつけながら何度も解く
問題集を使った勉強方法は、何度も繰り返して問題を解いていきます。
勉強は「3冊の問題集を1回ずつ解く」よりも「1冊の問題集を3回解く」方が効果が高いからです。
1冊の問題集を何回も解いていくには、次のような印をつけながら解いていきます。
◎完璧でもう解かなくても良い問題
〇解けたけど再度解いてみたい問題
△解けなかったが、回答を見れば理解できた問題
×解けずに回答を見ても理解できない問題
2回目以降は、〇と△の問題に焦点を当てて取り組み、それらの問題を◎にしていって成績を上げていきます。
◎の基準は、問題を見た瞬間に回答や解き方が思いつくのと思いつかないかです。
既に◎になった問題と×になっている問題に時間をかけないようにします。
×の問題は、能力がついてきてから再挑戦すると良いです。
全ての問題が◎になることを目標に1冊の問題集を繰り返しましょう。
⑦模試にチャレンジしてみる
基礎固めを効率良く進めるためにも、模試にチャレンジしてみましょう。模試を受けると、各教科や単元ごとの達成率をチェックでき、その達成率を元に理解できていない・苦手な単元を押さえておくと学習効率がアップします。
学校の定期テストで高い点数が取れても模試では思うような点数が取れないことは少なくありません。
苦手な単元を確実に押さえるために、模試は積極的に受けましょう。
1・2年生の場合は年に1回、3年生の場合は学期ごとに1回以上は受けてください。
高校受験基礎固めが重要と言われる3つの理由を徹底解説!
高校受験の成功は、確かな基礎固めから始まります。
入試問題の多くは、基本的な知識や解法を正しく理解しているかを問う構成になっています。基礎が不十分なままでは、応用問題に挑むのはもちろん、基礎的な問題ですら得点に結びつかない可能性があります。
一方、基礎を徹底的に固めることで、以下のような大きなメリットが得られます。基礎力が固まっていれば、応用問題へのアプローチが格段にスムーズになり、確実な得点源として自信を持てます。高校受験に向けた最初の一歩として、基礎固めを優先しましょう。
①応用問題に取り組む際に効率的に学習できるから
基礎固めをしっかり行うことで、効率的な学習が可能になります。基礎問題を理解していると、新しい単元や応用問題にもスムーズに取り組むことができるため、学習の進行がスピーディかつ効果的になります。
特に高校受験では、基礎の理解が応用力や実践力を養う土台となります。「基礎→応用」の順番で進めることで、理解不足からくる無駄なやり直しを削減し、勉強時間を最大限に活用できます。
さらに、基礎が固まっていることで、自信を持って応用問題に挑戦でき、着実に成績アップへとつなげることができます。効率よく学ぶためには、まず基礎を固めることが成功の鍵です。
②安定して得点を稼げるから
しっかりと基礎固めをしていると、試験本番でも安定して高得点を稼ぐことが可能です。
高校入試では、基礎問題を確実に解ける力が合格の要となります。基礎をしっかりマスターしておくことで、応用問題にも自信を持って取り組むことができ、試験全体のパフォーマンスが向上します。基礎力がしっかりしていると、試験本番でも緊張することなく問題に集中できるため、落ち着いて得点を稼ぐことができます。
さらに、基礎固めを徹底しておくことで、無駄なやり直しが減り、効率よく学習を進められるため、勉強時間を有効に活用できます。基礎を固めることで、学習の土台がしっかりと築かれ、自信と実力の両方が備わります。高校入試での成功を目指すなら、まずは基礎をしっかりと固めることが最優先です。
③入試問題の6~7割が基礎問題だから
入試に出題される問題の6〜7割が基礎問題なため、基礎固めが点数に関わってきます。
高校受験の入試問題は、基本的な知識や解答法を正しく理解しているのかを試す問題を中心に出題されます。
そのため、基礎が身についていないと応用問題どころか、基礎問題でもつまずいて得点が伸びにくくなってしまいます。
高校のレベルによりますが、進学校の入試でも基礎問題が半分以上である割合が高いです。
高校受験基礎固めで目指すべきゴールとは?
高校受験基礎固めで目指す最終的なゴールは自分が先生になって、問題の解き方を友達に教えられるレベル」「まで理解することです。「基礎力」と「応用力」を両方を揃えてバランス良く鍛えることで、試験本番で安定して得点を得ることができます。基礎力とは教科書程度の問題をスムーズに解く力で、応用力とは身につけた基礎を応用して少し難しく工夫された問題にも対応できる力です。
また、暗記と解き直しができるようになれば、基礎をマスターすることができます。
解き直しとは、定期テストや問題集等で間違えた問題を0から解くことです。
間違えた問題は、理解できていない・苦手な単元なので、穴埋めをしていきましょう。
「できなかった」ことができるようになれば、受験に成功しやすくなります。
高校受験の基礎固めには芝原塾がおすすめ!
基礎固めの勉強は、5教科に共通して暗記・復習・問題集の3つの要素をしっかり意識しましょう。
レベルの高い高校を受験する人は、早めに基礎固めの勉強に取り組んでください。
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