武南中学校は蕨市にある私立中高一貫校です。令和7年度入試用の教育関係者説明会に参加してきましたので、気になるであろう３点についてお伝えしていきます。

１.お子様は合格できるのか

武南中学校は2024年の入試で初めて受験者が1000名を超えました。人気が上昇しています。まずは偏差値から確認しましょう。

 武南中学校の偏差値

首都模試による武南中学校の2024年入試結果による偏差値です。

昨年との変化はありません。ただし2024年の入試結果より早い段階で募集を募る事ができたので、本年は第5回入試は行いません。ここが変更点となります。実際に第5回は、6名受験して1名合格という実績でした。　

 過去問は60％できるように。

武南中学校の平均点は第1回の方が高く、回数が重なると平均点が下がっています。第1回の平均点は2科なら7割近く。4回はおよそ5割です。均すとやはり6割必要です。

 武南中学校の倍率

武南中学校の入学者数は2021年に50名以上の入学がありましたが、その前は30名以下です。ですが一昨年は52名、昨年は55名と実際に入学してくれる生徒が増えています。

２.探求学習の強み

自学できる教育を目指している武南中学校ですが、その取り組みは探求の実施にあると感じました。SDGｓ、キャリア教育のためにフィールドワークが行われていますが毎月1回は外に出て学習をしています。多い時は月2回の時もあるようです。芸能や美術等、普段個人では触れる機会が少ない分野に積極的に触れ探求の幅を広げています。壁のないラーニングコモンズは、一度見学にいくと他の学校との雰囲気の違いを感じるのではないでしょうか。

また、これに関してはどこの学校も力を入れていくと思いますが、教科を横断したデータサイエンス教育の強化をしています。学習時間を公立中学校より多く設けて、私立中学・武南中学ならではの探求カリキュラムで、自主的に自立できる生徒を育てていくという意思を感じます。

英語においても入試時はアルファベットが書ければ良いというところから、中学3年生までには80％が3級以上合格しています。生徒の22％が準2級合格。12％が2級に合格しています。公立中学校ではなかなか2級合格の生徒がクラスにいる環境は考えにくいとも思います。

３.進路について

ではそのカリキュラムからの成果はいかがでしょうか。過去6年の卒業生合計310名の実績となります。

 大学合格実績

参考に公立高校で似た実績がないか探してみました。(単純比較はできないので参考までとしてご覧ください)　

早慶上理、特に理科大に9名合格と素晴らしい実績です。日東駒専からはやはり1年あたりの卒業人数が異なり比較ができないのでGMARCHまでを参照としました。　　

説明会日程

説明会の日程です。詳細は武南中学校のホームページよりご確認ください。

〇学校説明会
10/6（日）　10：00-12：00
〇授業公開＆説明会
6/15（土）　10：00-12：00
10/19（土）  10：00-12：00
〇オープンスクール
7/21（日）　10：00-12：00
8/25（日）　10：00-12：00
〇イブニング説明会
11/8（金）　18：30-20：00
12/13（金）  18：30-20：00
〇入試体験会
11/17（日）  8：30-12：30
12/8（日）　8：30-12：30
〇文化祭
9/7（土）・８(日)　10：00-15：00

武南中学校の受験対策は芝原塾へ

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