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上尾高校|指定校推薦・進路などについて説明会レポート

上尾高校の塾説明会に参加しました。昨年の合格者平均点も教えていただけました。塾向け説明会の内容を整理し、進路実績や入試情報につていまとめた記事となります。


学校の全体像

  • 在籍規模:全校で約1,080名(伊奈学園の次に生徒の多い公立高校)

  • 課程・学科

    • 全日制:普通科・商業科

    • 定時制:普通科

  • 校訓:「文武両立」「自主自立」

文化祭や体育祭は生徒主体で企画運営。自主性を重んじる校風が根付いています。休み時間はなぜか校歌を歌う生徒がいるほど母校愛が強くそして元気いっぱいです。坊主の生徒も多かったです(野球部ですね)。


学科・クラス編成と時間割

  • 普通科:1学年6クラス(約240名)

  • 商業科:1学年3クラス(約120名)

  • 時間割:週32時間(平日6限中心/月・金は7限)、土曜授業はなし。

  • ICT:全生徒がiPadを活用(資料配信・課題提出・デジタルノート化など)。

上尾高校は部活が盛んな高校です。土日は授業でなく部活に時間を当てます。そのかわり月金が7時間授業となっています。


進路実績(普通科/商業科)

普通科

  • 一般選抜中心:全体の6割前後が一般入試で進学。

  • 進学実績

    • トップ層=GMARCH、国公立

    • 慶應合格例もあり。

  • 進学率:現役進学率約94%、四大進学率約81%

指定校推薦よりも一般受験をした方が皆ランクの高い高校に進学している実績があります。よって、上尾高校は一般受験を受験方法の最初の選択肢と考えています。具体的には一般で進学した生徒は55.6%です。

商業科

  • 推薦・総合型中心:一般入試での進学者はほぼなし。

  • 進学実績:四大進学率約55%、専門学校、就職は公務員が主。GMARCH合格例あり。

  • 特徴:全国的に見ても大学進学率が高い商業科。就職希望者は少なく、公務員志望が目立ちます。

商業科はカリキュラム上、推薦入試での進学となります。指定校は40%近くの生徒が利用したようです。


部活動・立地・学校行事

部活動

  • ワンダーフォーゲル部:インターハイ2年連続出場

  • ソフトテニス部:関東大会常連

  • 男子バレー部:関東大会連続出場

  • 他の運動部・文化部も活発に活動。

入試制度でも、商業科は「第3次選抜」で部活動や特別活動を評価する仕組みを導入。第3次選抜に枠を残しているのは上尾高校の特徴だと思います。部活を頑張る生徒を強く応援する校風だということがわかります。

立地

  • 北上尾駅から徒歩30秒圏内。「日本で最も駅に近い高校」とも言われています。電車の発車音も聞こえました。


今年度入試(現行制度の要点)

  • 学力検査:国数英理社 各100点、合計500点(傾斜配点なし)

  • 調査書(計320点)

    • 学習の記録:180点(1年:1、2年:1、3年:2倍)

    • 特別活動:20点

    • その他:120点(部活動・資格など)


選抜手順の違い(普通科と商業科)

  • 普通科:一次・二次選抜で学力重視。

  • 商業科:第三次選抜を設け、部活動や特別活動を評価。

  • 第二志望併願不可:普通科⇔商業科のスライドはできません。


合格の目安と学習戦略

  • 内申の目安

    • 普通科=合計35前後

    • 商業科=合計33前後

  • 北辰偏差値の目安(北辰テストから当塾調べ)

    • 普通科=57〜58

    • 商業科=53〜54

昨年の合格者平均点を教えてもらいましたが、塾生にしっかり案内していきます。調査書の得点も合否に関係しますが、全国大会出場などなければほとんど差がつきません。やはり学力で結果が決まります。


まとめ

上尾高校は、

  • 普通科:学力を磨き、一般入試で上位大学へ挑戦

  • 商業科:資格や推薦を活かし、多様な進路を実現

  • 校風:部活動を頑張る生徒を制度面でも後押し

という特色を持っています。
挨拶もすごいですし元気いっぱいの生徒が多い印象でした。「勉強も部活も本気で頑張りたい」中学生にとって、魅力的だと感じます。


上尾高校の受験対策は芝原塾へ

内申点が足りるのだろうか、合格のボーダー点数が知りたい等ぜひご相談ください。合格基準をクリアして上尾高校へ合格しましょう!

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