常盤高校|面接は心配せず。15歳から看護師の夢へ。塾向け説明会レポート
常盤高校の塾向け説明会に参加しました。
常盤高校は、埼玉県で唯一、高校の5年間で看護師を目指せる学校です、以前から大変特徴があり気になっていた高校です。今回は貴重な機会でした。
今年から始まる面接が不安な人もいると思います。説明会では常盤高校の面接についてのお話もありました。この記事では面接の内容や見学してきたリアルをお伝えします。
看護師という夢を、15歳から

常盤高校は、高校3年間の看護科と、2年間の看護専攻科をあわせた5年一貫教育です。最短で看護師国家試験の受験資格が取れます。
校長先生も「若干15歳で看護師を目指してくれている生徒を、一人ひとり大事に育てていきたい」と話されていました。
常盤高校では、国家試験の合格率はほぼ100%、就職率もほぼ100%。学費は看護系の国公立大学・専門学校の約3分の1、私立大学の約5分の1です。
卒業生の約9割が看護師として、地域の病院で働いています。国家試験合格率は全国平均を大きく上回っています。
1年生から「看護」を学ぶ
看護の授業は高校1年生から始まります。
カリキュラムは普通科の高校より実技が多くなります。ただ、300ページ近い教科書をおよそ20冊学習していくので、知識など覚えることも多く勉強量が必要です。看護の教科書は電子教科書になっていて、iPadで授業を受けています。

見学した授業では、生徒たちがタブレットを使いこなしながら書き込みを入れていました。

実習では、生徒が患者役と看護師役に分かれて練習していました。弾性ストッキングの実習で生徒さんも一生懸命でした。手順通りに一つひとつ進めていく姿を見て、これがまさに看護の授業なんだと感じました。
私も病院で、こんなに大変なことをしてくれている看護師さんに自己都合でお願いばかり言ってはいけないと思いました・・

・注射(2年生)病院で使う本物の注射器と針で練習
・清拭・手浴:お風呂に入れない患者さんの体を、ベッドの上で清潔に保つケア
・血圧測定:全員が正確に測れるようになるまで、何度も何度も練習
というお話もありました。病院などでの実習も1年生から始まります。
1年生:病院見学
2年生:高齢者施設・障害者施設の見学
3年生:病院実習3週間×2クール
専攻科:1年のうち4〜5か月が実習
学んだことが、現場でつながる

見学した日は、専攻科の生徒による看護研究発表会が開かれていました。病院実習で学んだこと発表していたようです。見学者もいました。
面接は過度に心配せず

令和9年度入試から、すべての公立高校で面接が始まります。常盤高校はもともと面接を行ってきた学校で、学校からは「大きな差はつけない。練習通り、普段通りに臨んでほしい」という話がありました。
◆面接の流れ(2/26・個人面接)
・My Voice(1分30秒〜2分程度):自己評価資料をもとに、高校生活や将来への思いを話す
・質問・応答(3分30秒〜6分程度):話した内容などについて面接官が質問する
◆常盤高校独自の項目(自己評価資料に書く)
・看護師を目指した理由
・理想の看護師像
◆安心してほしいポイント
・面接の点数は30点。合計点の中では、第1次選抜で4.1%、第2次選抜で3.6%です
・緊張して話せなくても、資料を見ながら質問してくれます
・話した量だけで評価するわけではないとのことです
・「上手に話す」ことより、「自分の言葉」で思いを伝えることが大切とのこと
看護師を目指したきっかけは、特別な体験でなくて大丈夫です。在校生も「コロナが流行して医療に興味を持った」「小さいころ、けがをしたときの看護師さんに憧れた」と話していました。自分のきっかけを、そのまま自分の言葉で伝えましょう。
入試で大切なこと
- 学力検査:5教科500点。数学・英語も学校選択問題ではなく共通問題です
- 調査書:1:1:2。3年生の頑張りが重く見られます
看護科に入ると、英語や数学の授業は他の高校より少なくなります。それでも国家試験や小論文、大学編入試験では基礎学力が必要です。だからこそ学校は、「中学校の基礎的な勉強をしっかりしてきてほしい」と話していました。
そして昨年の合格者の平均点や内申の目安も教えていただきました。塾生にしっかり案内していきます。説明会ありがとうございました!
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