
勉強ができない子の8つの特徴とは?勉強ができる子になるために親ができることを解説
全国の中学生と親御さんの皆さん、勉強はできていますか?
「自分の勉強が思い通りに上手くできない」
「勉強のモチベーションが上がらない」
「うちの子が勉強をしてくれないけど、どう説得したらいいかわからない」
このように、勉強ができないことに悩む中学生とその親御さんはたくさんいますよね。
本記事では、勉強ができない子の特徴と勉強ができるようになる方法を徹底解説します。
勉強ができる子になりたい子と子供に勉強できるようになってもらいたい親御さんは、ぜひ参考にしてみてください。
勉強ができない子の8つの特徴とは?
勉強ができない子の特徴を解説します。
まずは勉強ができない原因を見つけていきましょう。
①勉強へのモチベーションがない
勉強へのモチベーションがないと、学校の授業についていくことが難しくなります。
モチベーションが下がる原因は「勉強をする意味がわからない」「強制的に勉強をさせられている」等の様々で、原因がわからなければ改善ができません。
改善するには、モチベーションが下がる原因を子供と一緒に考えて、それに合わせた適切な対策を実践しましょう。
②勉強の仕方自体がわからない
勉強ができない子の中には、勉強の仕方自体がわからなくて頓挫している子もいます。
効率的に勉強を進める方法がわからないと努力しても結果が出にくく、特に苦手な分野がある場合は、勉強の仕方がわからずに頓挫してしまうケースも多いです。
自分に合った勉強方法を見いだせていないため、問題の解き方が暗記のみの状態になってしまうので頭に入らずに根本的な理解ができません。
また、目で見たことや耳で聞いたことを頭で考察・理解するための過程が構築されていないので、教科書やノートを見返しても文章や図形をただ眺めているだけの状態になってしまいます。
勉強へのモチベーションはあっても、勉強の仕方自体がわからないからできないのは勿体ないです。
③ノートのまとめ方が下手
ノートのまとめ方が下手な子も、勉強ができない子の特徴に入ります。
本来、学習用ノートは黒板や教科書の文章や図を単に書き取るものではなく、授業の内容を教科書と見比べ、自分が理解しやすい形にまとめるものです。
しかし勉強ができない子には、ノートの本来の役割を理解できていない可能性があるでしょう。
自分が理解できていない・苦手な部分を把握できていなく、外面的な書写ばかりになってしまいます。
ノートのまとめ方が下手だと、テスト前にノートをまとめただけで満足して結局何も理解していないという状態になりかねません。
④わからない部分を放置してしまう
わからない部分を放置してしまうと、授業につまづいてついていけなくなる等の今後の勉強に支障が出てしまいます。
勉強を進めていくと、どの分野でもわからない部分が出てくるでしょう。
理解できない問題と向き合っている授業・復習の時間はストレスがたまるものです。
学校の授業では、基礎を学習した上で応用へと進んでいくのが基本です。
基礎の段階で行き詰っていると応用が理解できなくなり、苦手な分野が増えてより勉強ができない子になってしまいます。
⑤こだわりが強い
こだわりが強いことも、勉強ができない原因にもなります。
素直に他人の意見・アドバイスを受け入れないので、効率的な勉強方法や新しい視点を取り入れずに自己流の学習方法に固執するため、成果が出にくいです。
こだわりが強いことは悪いことではないですが、自分のこだわりを貫き通したくて他人の意見・アドバイスを全く受け入れないと、成長のチャンスを失ってしまいます。
多様な勉強方法を試すことと他人の意見・アドバイスを受け入れることで、成績が上がる可能性があることを伝えましょう。
⑥コミュニケーションが苦手
コミュニケーションが苦手なことも、勉強ができない原因かもしれません。
コミュニケーションが苦手だと、先生や友人との効果的なやり取りができないため、必要な情報が得にくいです。
授業中での先生の話を上手く聞き取れずに重要な部分を逃してしまうことが多く、質問する・意見を言うのが苦手なため、疑問をそのまま放置してしまう傾向もあります。
⑦集中して勉強できる環境が整っていない
集中して勉強できる環境が整っていなければ、勉強することができません。
例えばリビングの場合だとテレビがあることが多いので、音が気になったり映像に気を取られたりして集中できなくなるでしょう。
また、家族間の信頼関係が薄い家庭だと、些細なことでストレスが溜まってしまって家でリラックスすることができません。
自室で聞こえる音や学習机の高さ等の自室での環境条件に適合しないことも、勉強に集中できない原因である可能性もあります。
スマホや漫画、ゲーム等がすぐ手に取れる状態であることも、誘惑に負けて集中が途切れやすいです。
⑧夜更かしが習慣化している
夜更かしが習慣化していると、授業中に眠くなってしまって学習が遅れがちになります。
睡眠は記憶や集中力に影響を与えるため、少なくても7〜8時間の睡眠時間の確保は重要です。
授業中に睡眠不足で眠くなってしまうと、授業の内容が頭に入ってこなくなってしまいます。
どんなに優れた潜在能力の可能性を持っている子でも、睡眠不足だったり体と心が疲れていたりすると肝心な所で能力を発揮できません。
不規則な生活習慣は、集中力が落ちたり慢性的な疲労感を抱いたりしてしまいます。
勉強ができるようになる方法を解説!
勉強ができない子が勉強ができるようになる方法を解説します。
学習時間をより有意義にするためには、適切な勉強方法を知ることや習慣化が大切です。
小さく具体的な目標を立てる
勉強ができない子が勉強ができるように改善するには、まずは小さく具体的な目標を立てましょう。
大きな目標を一気に達成しようとすると挫折しやすいので、最初は達成可能で小さく具体的な目標を立てて成功体験を積み重ねていくのがコツです。
「1週間で漢字や英単語を10個覚える」「1日に数学の問題を5問解く」等の小さな目標は達成感を感じやすく、モチベーションを維持しやすくなります。
勉強を習慣化する
勉強ができない子の勉強を習慣化するには、毎日少しずつでも勉強をする時間を確保することが大切です。
最初は「10分だけ」等の取り組みやすく短い時間から始めて徐々に習慣化を目指していきましょう。
小さな成功体験を積むことでちょっとした達成感に自信がつき、学習意欲が高まっていくことで毎日継続的に取り組むことに繋がるからです。
また、健全な体と心の成長を促すので、毎日の規則正しい生活を心がけましょう。
食事や睡眠等の普通の生活習慣と共に、勉強を毎日決まった時間に取り組むようにルーティン化させていきます。
何事も習慣化できれば、ストレスをあまり感じなくなるでしょう。
簡単な問題から始める
勉強に得意意識を持つには、簡単な問題を解くことから始めてみるのが良いでしょう。
いきなり最初から苦手分野に取り組むと、いつまでも終わらずに集中力が途切れて挫折しやすくなってしまいます。
最初に早く終わりそうな学習を終わらせて「この後まだやらなくてはいけない勉強がある」よりは「後はこの問題だけ」と思った方が勉強のモチベーションを保ちやすくなります。
得意な科目を伸ばす
得意な科目を伸ばすのも、勉強に対する自信と得意意識を持つことができます。
勉強に対してポジティブな印象を持つには、勉強での成功体験が必要です。
まずは自信をもって取り組めそうな分野を優先して勉強への自己肯定感を持ちましょう。
自分は「やればできる人」や「他人よりも得意なことがある」と客観視できれば、苦手な分野にも積極的に取り組みやすくなります。
塾に通う
家で集中して勉強することが困難な場合は、塾に通ってみましょう。
苦手が多く特定の部分でつまずいていて勉強ができない子には、家庭学習のみよりも効率的に学べる塾は有効な手段です。
塾は学習の遅れを取り戻して学力の向上をサポートする環境が整っており、定期的なテストや宿題が課されるので、自然と勉強する習慣が身につきやすくなります。
特に個別指導塾は、一人ひとりのカリキュラムを調整しやすいです。
芝原塾は個別指導タイプの塾で、どこでつまずいているのかを把握してわからない部分から学習していくため、勉強ができない子でも安心です。
また、アルバイト講師が入らずに講師とAIシステムのダブルチェックで弱点を克服していくので、勉強の成果を把握することができます。
勉強ができる子になるために親ができる6つのこととは?
勉強ができない子が勉強できる子になるために、親ができることを6つ紹介します。
子供としっかりと適切に向き合うことで、親自身も成長することでしょう。
①将来の夢について親子で話し合う
将来の夢について親子で話し合うことも、勉強の習慣化に効果的です。
子供が興味を持っていることや夢を見いだすことで、勉強に対するモチベーションがアップします。
親は子供とリラックスした雰囲気の中で、将来の夢や熱中していることについて話し合う時間を確保することが大切です。
趣味や得意なこと、将来就きたい仕事について自由に話し合うことで、子供自身の興味や関心を深めることができます。
②勉強を苦手に感じる理由と解決方法を子供と一緒に考える
子供が勉強ができるようになるには、勉強を苦手に感じる理由を子供と一緒に追及・解決する方法を考えることが大切です。
子供達が勉強を苦手に感じる理由は人によって違います。
「単に勉強内容が理解できない」「先生が苦手で授業が頭に入ってこない」「友達にコンプレックスを抱いている」ケースがあるでしょう。
基礎的な理解ができてなく、応用の学習で初めてつまずいたことで不安や焦りを感じている可能性もあります。
子供の勉強の悩みを一人で背負いこませずに、親も一緒に勉強が苦手な理由と解決方法を考えることで、課題が見つかることでしょう。
③子供と一緒のタイミングで親も勉強する
子供と一緒のタイミングで親も勉強する習慣も、勉強をできるようにするための学習習慣の定着に有効です。
子供が一人で勉強しているときに親がスマホを見ていると「どうして自分だけ頑張らなくてはいけないのか?」と不快に思ってしまうことがあります。
親が勉強をする内容は、読書をしたり仕事に関連するスキル・資格の勉強をしたり等と自由です。
子供にとって最も身近なお手本である親も勉強をすることで、子供も積極的に勉強に取り組む気持ちになります。
④勉強をしないことに対して怒りすぎない
勉強ができないことに対して、頭ごなしに怒りすぎてはいけません。
感情的になって怒ってしまうと、子供が余計に勉強に対してネガティブな感情になり、子供の勉強の動機が「親に怒られたくないから」になってしまいます。
その結果、勉強をするふりをしたり回答を丸写ししたりする等のその場しのぎばかりが上手になって勉強をする意味が成り立たなくなる可能性があります。
また、親自身の感情をコントロールする方法を習得することも必要です。
子供に対して怒りそうなときは、深呼吸をしたり少し時間を置いて感情を落ち着かせることを試してみると良いでしょう。
⑤成績や点数だけでなく勉強をしたことをほめる
勉強を自主的にさせるには、成績や点数だけでなく「姿勢」や「努力している点」等の勉強をしたこと自体をほめましょう。
小さな進歩と努力を認めることで子供は成長した実感が得られ、自信を持って更に勉強を頑張ろうとする意欲が湧いてきます。
例えば「以前は解けていなかった問題が解けていてすごい!」等の具体性のあるほめ方はモチベーションをアップさせるのに効果的です。
子供が勉強に得意意識を持ってもらうためにも、数値だけの結果以上に勉強の過程をほめる習慣を大切にしましょう。
⑥絶対に諦めない姿勢を持つ
勉強ができない子の親にも、絶対に諦めない姿勢を持つことが重要になります。
諦める姿勢を見せてしまうと、子供も同じように諦めてしまうことがあるからです。
子供がどんなに授業や学習に遅れていても、必ず成長するチャンスはあります。
親自身も諦めることなく前向きな姿勢を保つことが、子供への勉強の目覚ましと意欲に繋がります。
子供の可能性を信じて根気強くサポートを継続することで、勉強の成果が現れて成長していくでしょう。
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勉強ができない子でも、原因を追究・改善をすることで勉強ができるようになります。
勉強ができない子の特徴は、勉強に対するモチベーションが湧いていなかったりわからない問題につまづいていたりする等、原因は様々です。
勉強ができるようになるためには、まずは小さな目標を立てて習慣化していき、得意な分野や簡単な問題を解く等の早く終わらせられそうな勉強からしていきます。
最終的には、苦手な分野も克服できることでしょう。
親ができることは、将来の夢や勉強の方法を子供と一緒に考えて話し合うことです。
勉強ができなくても、頭ごなしに怒らず勉強ができるようになったらほめましょう。
芝原塾は、他塾より低額で講師が寄り添って丁寧に指導し、学校で使用している教科書と同じ内容で学習を進めていきます。
教科や受講時間を自由に選択できるので無理なく自分のペースで勉強することが可能です。
勉強できるようになりたいという方は、ぜひご検討ください。