簡単にできる!計算ミスをなくす方法。
今回は「小数の計算」についてです。「ミスに気を付けて」と声をかけても直らないですよね。ですので今回は声掛けではなく物理的に、やればすぐ効果がでる計算ミスをなくす方法をお伝えします。
まずですが、このようなテキストで計算すると計算ミスをします。桁がそろってなく頭の中がごちゃごちゃしてしまいます。(この生徒はきちんと直してもらっています)
ミスというより理解していません。あまりのある小数の計算なんぞには太刀打ちできません。
ですので一つ目の対策は、方眼ノートに解くこととなります。ドリルに直接書き込むのではなく方眼ノートに解きましょう。理由は字を小さく書いたり桁がズレるからです。また、A4の白紙プリントに解かせるのはお勧めしません。
(ちなみにここをきちんとやっておかないと中学生ではミス連発です。小数点移動を理解していないのであっという間にミスします。まぁ、本当に多いです。。。)
そんな誰でもわかること?と言われそうですが実際にやってみて下さい。するとこのようなノートを書きませんか?そうです、ノートに解くようになっても次の悩みがでてきます。
ノートに書いているのですがマスの中に書かないので桁がズレているのです。そしてよくわからない計算ミスがでてきます。これもやはり計算ミスというより理解していません。マスの中に書かないので小数の概念が理解しにくいのです。
生徒に「本当に計算の仕方分かってる?マスの中に書こうよ。」と言っても、生徒はわかっているしちょっとミスしただけというでしょう。。または、「あ、そっか。そういうことか!」といってまたミスするでしょう。。。
そして解きなおしをしますが、、
小数点の移動が理解できていないことがわかります。たし算・ひき算のやりかたと混ざってしまっています。小数点の位置に対しての理解が浅いです。ゆえにわり算になるとこうなります。
こうなってくると、どこをどう直していいのか自身ではわからなくなってしまいます。これを丁寧に直していくことも必要ですが、まずはきちんとノートのマスの中に数字を書いて計算することが必要です。
ですが、言ってもやらないですよね。よくわかります。
おすすめ。マス目つきテキスト
そこで二つ目のお勧めですが、マスが最初からついている問題集での反復です。方眼ノートではなく、下記のようにマスが付いているテキストで練習してください。というか計算ドリルもマス目がついてますよね。
おどろきですが、同じ生徒でもノートに解くとあれだけはみ出して数字を書くのに、このようなテキストで学習するときちんとマス内に書いてくれます。
この状態で小数点の移動を確認していくと理解が深まり、ミスが激減していきます。
まずはかけ算を練習してそして理解が深まってからわり算等に進むのです。「計算ミスに気を付けよう」と何度も何度も言っても解決はしません。それよりちょっとテキストの種類を変えてみてください。計算ミスをなくすことができますよ。
おそらく前単元の理解が浅い。
合わせてですが小学校の授業で上記のような解釈をしている場合、他の単元も理解していない可能性が高いです。おそらく小数の計算だけではなくその前の計算が苦手でしょう。苦手というか計算が遅いのではないかと予測できます。対策としてある程度の量をこなす必要があるとお伝えします。
過去に3桁・4桁のたし算・ひき算、繰り下がりのひき算に苦戦しなかったでしょうか?
この後にでてくる体積・円の計算ではかなり苦戦することが目に見えます。文章題も理解できてないのではないでしょうか。ちなみに計算が苦手にかかわらず文章題対策をするのはお勧めしません。まずは計算がミスなく速くできるようにして下さい。まずはマスのあるテキストで制限時間内に解けるように反復しましょう。これでミスは激減します。
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