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復習のやり方を教科別に解説!効果を上げる4つのポイントや復習ノートの作り方とは?

勉強した内容をしっかり身につけるために欠かせないのが「復習」です。 一度覚えたはずの知識も、時間が経つと忘れてしまうもの。効果的に復習を行うことで、記憶を定着させ、理解を深めることができます。

しかし、「どのように復習すればいいのかわからない」「復習しても効果が感じられない」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

この記事では、 教科別の復習のやり方や 復習の効果を上げる4つのポイント、復習ノートの作り方について詳しく解説します。正しい復習方法を身につけて、効率よく学習を進めましょう!

復習する意味を解説!

勉強した内容をしっかり身につけるためには、復習が欠かせません。一度学んだことをそのままにしておくと、時間が経つにつれて忘れてしまうもの。

復習をすることで記憶を定着させ、理解を深めることができます。また、復習を通じて自分の苦手な部分を見つけることができるため、効率的な学習への近道です。

ここでは、復習の重要性について詳しく解説します。

自分の苦手な部分が把握できる

復習を行うことで、自分の理解が不十分な箇所や苦手な部分を明確に把握することができます。授業で学んだ内容を振り返る過程で、どの部分が理解できていないのか、どの問題が解けないのかが浮き彫りになります。

これにより、効率的に弱点を克服するための学習計画を立てることが可能になります。自分の苦手分野を知ることは、学習の方向性を定める上で非常に重要な要素です。

学んだことが定着する

復習は、授業で学んだ内容を記憶に定着させるための重要な過程です。人間の脳は、新しい情報を学んだ直後から忘却が始まります。しかし、適切なタイミングで復習を行うことで、この忘却を防ぎ、長期記憶への転換に効果を発揮するのです。

特に、授業当日の復習と、1週間程度経過後の復習を組み合わせることで、効果的に知識を定着させることができます。

さらなる知識を積み上げていくことができる

復習を通じて基礎的な知識や概念が確実に身につくことで、より高度な内容を学ぶための土台が形成されます。特に数学や英語のような積み上げ型の教科では、過去に学んだ内容をしっかりと理解していないと、新しい単元の理解が困難になる可能性も高いのです。

定期的な復習により、既習事項を確実に身につけることで、新たな知識を効率的に吸収し、学習の幅を広げていくことが可能になります。

【教科別】復習のやり方を解説!

復習のやり方は、教科ごとに適した方法があります。たとえば、数学では解き直しが重要ですが、英語では単語や文法の繰り返し学習が効果的です。各教科の特性に合った復習方法を実践することで、学習効率がぐっと向上するのです。

ここでは、教科別に最適な復習のやり方を紹介します。

国語

国語の復習では、授業で学んだ文章の要約や重要ポイントの整理が効果的です。授業ノートを見直し、本文の内容や登場人物の心情変化、比喩表現などの文学的技法をまとめます。

また、新出語句や漢字の練習も忘れずに行いましょう。文章を音読することで、文の流れや言葉の使い方を体感的に理解することもできます。

定期的に過去の学習内容を振り返り、文章の構造や表現技法の理解を深めることが重要です。

英語

英語の復習は、できれば毎日行うことが望ましいです。新出単語や文法事項を復習ノートにまとめ、例文を書いて理解を深めます。リスニングやスピーキングの練習も重要で、音声教材を活用したり、学んだ表現を声に出して練習したりすることが効果的です。

文法問題や長文読解の演習も定期的に行い、実践的な英語力を養います。英語は積み上げ式の教科であるため、基礎をしっかりと固めることが重要です。

社会

社会科の復習では、授業で学んだ歴史的事象や地理的特徴、政治経済の仕組みなどを、自分の言葉でまとめ直すことが大切です。年表や地図を活用して、出来事の流れや地理的関係を視覚的に整理すると理解が深まるでしょう。

重要な用語や概念は、その背景や影響も含めて復習ノートにまとめましょう。また、時事問題と関連付けて考えることで、学んだ知識を現実社会と結びつけることができます。

数学

数学の復習は、問題を解くことが中心となります。授業で学んだ公式や解法を復習ノートにまとめ、類題を繰り返し解くことで理解を深めます。

特に、自分が間違えた問題や難しいと感じた問題は、解き方のポイントを詳しく記録し、何度も取り組むことが大切です。

図や表を用いて視覚的に整理することも効果的です。数学は積み上げ型の教科なので、基礎的な内容をしっかりと理解することが重要です。

理科

理科の復習は、計算問題と暗記が必要な内容で方法が異なります。計算問題では、数学と同様にワークを使って繰り返し練習することが効果的です。

暗記が必要な内容では、授業ノートを見ながらワークの問題を解き、自分の言葉で説明できるようにまとめます。

実験や観察の内容は、手順や結果、考察をしっかりと復習ノートに記録します。図や表を活用して、複雑な概念や現象を視覚的に整理することも重要です。

復習の効果を上げる4つのポイントとは?

ただ何となく復習するのではなく、効果的な方法を取り入れることで、学習の成果を最大限に高めることができます。復習のタイミングや方法、意識すべき点を工夫することで、より効率よく知識を定着させることが可能です。

ここでは、復習の効果を上げるための4つのポイントについて解説します。

①時間を置いて行う

効果的な復習のためには、適切な間隔を空けて行うことが重要です。授業当日の復習に加えて、1週間後、1ヶ月後といった具合に段階的に復習を行うことで、長期記憶への定着が促進にも効果的です。

この方法は、忘却曲線に基づいた学習法で、記憶の定着に非常に効果的です。時間を置くことで、一度忘れかけた情報を思い出す努力をすることになり、それが記憶の強化につながります。

②覚えた内容を思い出す

復習する際は、単に教科書やノートを読み返すだけでなく、積極的に学んだ内容を自分の言葉で説明したり、問題を解いたりすることが重要です。

アクティブな復習方法により、知識の定着度を確認し、理解が不十分な部分を特定することができます。また、自分で説明することで知識の整理や関連付けが促進され、より深い理解につながります。

③インプットとアウトプットの黄金比は「3:7」

効果的な学習には、インプット(情報を取り入れる)とアウトプット(学んだことを表現する)のバランスが重要です。

一般的に、インプットとアウトプットの理想的な比率は3:7と言われています。つまり、学習時間の30%を新しい情報の吸収に、70%を問題演習や自己表現などのアウトプットに充てることが望ましいです。

この比率を意識することで、単なる暗記ではなく、実践的な知識の活用能力を養うことができます。

④テストが返却されたら必ず間違えたところを解き直す

テストは学習の成果を確認する重要な機会です。テストが返却されたら、単に点数を確認するだけでなく、間違えた問題を必ず解き直すことが大切です。

解き直す際は、なぜ間違えたのか、正しい解答はどのようなものかを詳しく分析します。この過程で、自分の弱点や理解が不十分な箇所を明確にし、それらを重点的に復習できるのです。

また、正解できた問題でも、より効率的な解法がないか検討することで、さらなる学力向上につながります。

復習を習慣化させる3つのポイントとは?

復習を継続することが、学力向上のカギになります。しかし、「復習しなきゃ」と思っていても、なかなか続かないという人も多いのではないでしょうか?

毎日の生活の中に自然と復習を取り入れることで、無理なく学習を続けられるようになります。ここでは、復習を習慣化させるための3つのポイントを紹介します。

①まずは教科書を開くことからはじめる

復習を習慣化する第一歩は、まず教科書を開くことから始めることです。毎日決まった時間に教科書を開く習慣をつけることで、学習のリズムが作られます。

最初は5分でも10分でも構いません。教科書を開いて、その日の授業内容を軽く目を通すだけでも、記憶の定着に効果的です。

この小さな行動を継続することで、徐々に復習の時間を延ばし、より深い学習へと発展させていくことができるでしょう。

②決まった時間と場所で勉強する

復習を効果的に習慣化するには、決まった時間と場所で行うことが重要です。例えば、毎日夕食後の19時から21時まで自分の机で勉強するなど、具体的な時間と場所を決めるのが効果的です。

これにより、その時間になると自然と勉強モードに入ることができ、集中力も高まります。また、曜日ごとに復習する教科を決めておくのも効果的です。例えば、月曜は数学、火曜は英語というように設定することで、計画的な復習が可能になります。

③勉強に集中できる環境で行う

効果的な復習を行うためには、集中できる環境を整えることが不可欠です。静かで整理整頓された学習スペースを用意し、スマートフォンなどの気が散る要因は遠ざけます。適切な照明や温度、換気にも気を配り、快適に学習できる環境を整えましょう。

また、自分に合った学習スタイルを見つけることも重要です。音楽を聴きながら集中できる人もいれば、完全な静寂が必要な人もいます。

自分に最適な環境を見つけ、それを維持することで、効率的な復習が可能になるでしょう。

復習ノートの作り方を解説!

復習の効率を上げるためには、ノートの使い方も重要です。復習ノートを活用することで、学んだ内容を整理し、必要な情報をすぐに見返すことができます。

ただし、ノートの作り方にはコツがあり、間違った方法では効果が半減してしまうことも。

ここでは、効果的な復習ノートの作り方について解説します。

復習ノートを作る目的を意識する

復習ノートを作る主な目的は、自分だけの参考書を作成することです。特に、自分が間違えた問題や理解が難しかった内容、重要だと感じた問題などを集中的にストックします。

このノートは、日常の隙間時間に眺めるだけでも効果的な復習ツールとなります。特に数学や理科の計算問題が多い単元では、非常に有効です。

復習ノートを作る際は、単なる写し書きではなく、自分の言葉で説明を加えたり、関連する情報をまとめたりすることで、より深い理解につながります。

ノートに書く文字の色は3色まで

復習ノートを作成する際、使用する色は3色までに制限することが推奨されます。多色使いは見た目には華やかですが、情報の整理や記憶の定着には逆効果になる可能性があります。

基本的には黒または青のペンを使い、重要なポイントや強調したい部分に赤を使用します。必要に応じて3色目を追加しても構いませんが、色の使い方に一貫性を持たせることが重要です。

例えば、黒で本文、赤で重要ポイント、青で例題や補足説明というように、色の役割を明確に決めておくと効果的です。

ラインで区切りわかりやすく情報を整理する

復習ノートの可読性を高めるために、ラインを使って情報を整理することが効果的です。横線や縦線、枠線などを使って、異なる概念や題材を明確に区分けします。

例えば、定義、例題、解説などをそれぞれ枠で囲むことで、情報の種類が一目でわかるのです。

また、重要なポイントを吹き出しで強調したり、関連する情報を矢印でつないだりすることで、情報間の関係性も視覚的に理解しやすくなります。このような構造化された情報は、後で復習する際に非常に役立ちます。

まちがいを消さないで残す

復習ノートでは、間違いを消さずに残しておくことが重要です。間違いを赤ペンで修正し、なぜ間違えたのか、正しい解答はどのようなものかを詳しく記録します。

これにより、同じ間違いを繰り返さないよう注意喚起になるだけでなく、自分の思考プロセスを振り返る貴重な機会となります。

また、テスト前の復習時に、過去の間違いを確認することで、弱点を効率的に克服することができます。間違いを恐れずに記録し、それを学びの糧とする姿勢が、効果的な学習につながるのです。

気付いたことはメモしておく

復習ノートには、授業内容や問題の解答だけでなく、自分が気づいたことや疑問点も積極的にメモしておきましょう。これらのメモは、後の学習や理解の深化に役立ちます。

例えば、ある概念と別の単元で学んだ内容との関連性に気づいた場合、そのつながりをノートに記録します。また、理解できなかった点や更に調べたい事項もメモしておくと、後で効率的に復習や調査ができるでしょう。

このような主体的なメモ取りは、単なる知識の暗記ではなく、深い理解と創造的な思考を促進します。

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復習は学習の定着に欠かせない大切なステップです。しかし、「どうやって復習すればいいかわからない」「なかなか成果が出ない」と悩む人も多いでしょう。

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特にこだわっているのは、「できるまで指導する」ことです。学年に関係なく、つまずいた単元まで戻りながら学習を進めるため、基礎からしっかり固めることができます。指導を担当するのは、アルバイト講師ではなく塾長自ら行い、生徒一人ひとりの目標を見据え、長期的な視点でカリキュラムを組み立てています。

また、勉強方法そのものの指導にも力を入れ、効率的な学習習慣を身につけられるようサポートし、部活や習い事と両立しやすい柔軟な時間割を採用し、5教科定額制で通いやすい料金設定も魅力です。

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