2025.05.28

川口北高校、学校説明会参加に参加しました。

塾関係者・教育関係者等向け、川口北高校の説明会に参加してきました。

通常聞くことのできない合格者点数の開示もあり、特別な情報を得られたと思っています。

1.学校の概要について

川口北高校は川口市の北側に位置し、さいたま市に隣接しているため、生徒はさいたま市と川口市からの生徒が多く、武蔵野線沿線の生徒も多く、通学時間は1時間以内が8割を占めるということでした。

週34時間の授業時間を確保しており、これは一般的な学校よりも多くなります。

2年次で文理を分けない教育課程を組んでおり、主要5教科をしっかりと学ばせるとのことで、生徒も入学してからのイメージがつきやすいのではないでしょうか。

生徒はiPadを購入してます。他の学校で多いChromebookではなく、iPadを選んだ理由として、アプリの充実さやマシンスペックの高さを挙げていました。

総合的な探究の時間を学年単位やクラス単位ではなく、縦割りに分けたグループで行っていると説明がありました。3年生が1年生に探究活動の進め方を教えるなど、学び合い、教え合いの形式を取っているようです。

大学出張講座として、大学の教授を招き、専門的な講義やアドバイスを受けられます。12月には日本薬科大学で探究活動生徒発表会が開催され、選抜された生徒が発表を行っています。2月には学校内で生徒発表会が行われ、全員の生徒が発表を行う機会が設けられています。

島根県の松江東高校と連携し、合同で発表会を行うなどの交流を行っています。

コロナ禍で中断していたリベラルゼミを復活させ、卒業生を招いて講義を行っています。

全生徒と校長が面談を実施しており、生徒一人ひとりの進路希望に合わせた指導を行っているとのお話でした。全生徒ですから相当ですよね。
そして担任が集まって生徒の成績や希望を考慮し、最適な受験校を検討しているというお話でした。

夏休み以外にも授業や補習を行い、各大学への進学に向けたプラスアルファの指導をされています。

過去5年間の実績として、昨年度は356名の卒業生のうち90%以上が4年制大学に進学しているということでした。令和7年度の共通テスト受験者は355名であり、ほぼ全員が受験しているとのことです。合格実績としては、47名が現役で国公立大学に合格しています。

国公立大学への合格状況は、理系・文系・教育系にバランスよくとのお話でした。また、市内にある文教大学への進学者が43名いることも特徴だと思います。教育学部を目指す生徒が多いということです。これは川口北高校で過ごし、充実していたから教育の道へと考えた生徒もいそうですね。

川口北高校は国公立大学型の進路指導です。私学に関しても、教科を絞った対策ではなく、5教科で総合的に学力を上げる指導をしていると説明されていました。また、部活動加入率は96.7%と高く、運動部・文化部ともに活発であること、姉妹校であるフランクストン校との交流が30年以上続いているということです。

令和8年度の入学者選抜については、昨年度と同様に学力検査を重視する方針です。数学と英語では学校選択問題を実施します。倍率は令和6年度に比べてやや落ち着いているものの、依然として高い水準です。選抜基準については、「部活動の記録」が「その他の項目」に移行したことが大きな変更点であるとお話がありました。

教頭先生も言われていた通り、こちらはデリケートな情報なのでブログではお伝え出来ません。当塾の生徒の合格のために有効活用させていただきます。ありがたい情報でした。

最後に、求める生徒像として、入学後に勉強や部活に全力で取り組む生徒を挙げました。川口北高校は当塾からは最も近隣の高校となり進学する生徒も多くいるので今後も川口北高校を目指す生徒を応援してこうと思います。

まずは川口北高校に足を運んでみてください。学校説明会の日程はこちらです。詳細は川口北高校のホームページよりご確認ください。

第１回 6/21(土)
第２回 8/8(金)
第３回 10/25(土)
第４回 11/22(土)
個別説明会 1/10(土)
中学1.2年生対象 2/14(土)

6/7、6/21、9/6、9/27、10/18、10/25、11/8、11/22、12/13、1/10、1/31、2/14

8/30(土)、31(日)
一般公開の予定です。

内申点が足りるのだろうか、合格のボーダー点数が知りたい等ぜひご相談ください。合格基準をクリアして川口北高校へ合格しましょう！

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